設計事務所に設計をお願いするのは「敷居が高い」という言葉をよく耳にしますが、決してそのようなことはありません。
ご依頼主様に寄り添いながらすまいが完成するまで、施工者との間で「通訳」の務めを果たすのが設計事務所です。
設計事務所は「ご依頼主様と一緒に住まいづくりを行うパートナー」
役割
・設計事務所はご依頼主様の代理人
希望通りの住まいづくりが実現するまで、施工店との間をとりもつ「調整役」を務めます。
建物の設計だけでなく、ご依頼主様の立場から施工者(工務店)と交渉し、納得のいく住まいづくりが進むよう、目配りしながらご依頼主様をサポートします。
・ご依頼主様のご予算・希望実現のための綱引き役
工事の見積もりや予算についても、設計事務所はご依頼主様の立場でしっかりと目を光らせコスト調整を行います。たとえば、ご予算の枠内で最大限の価値を引き出すため、工務店に対してコストダウンの提案を行ったり、素材や工法についても最適なバランスを考慮して調整したりします。
設計事務所ならではの特徴
〇一人ひとりのご依頼主様にあった住まいづくりを大切にします
・ご依頼主様の土地条件を活かした設計:狭小地や変形地など、難しい条件にも柔軟に対応可能
・要望に柔軟に対応:くり返し打ち合わせを重ね、ご依頼主様の意見をうかがいながら、時にはそれは不釣り合いであることを伝えながら、ご依頼主様の要望以上の住まいを実現
〇デザイン性を大切にします
・外観や内観の美しさ
・素材にこだわる
〇ご依頼主様の希望を活かしたオーダーメイドの設計
私たちは土地を把握することから始めます
近頃では、省エネ性能を重視したパッシブ設計を求められる方が多くなっています。土地の日照条件を考慮した住宅設計は、快適な暮らしを支える重要な要素となります。自然光を取り入れることで、明るさやあたたかさの面でエネルギー効率を高めます。また、冬場は太陽光で暖かさを確保し、夏場は日差しを遮ることで快適な温度環境を実現します。
日当たりを活かしたエネルギー効率の高い「パッシブデ設計とすることで心地よい暮らしが実現するだけでなく、住まいの資産価値を高めることにつながります。
住まい日照の条件はその土地ごとに異なります。
隣接する建物の大きさ、道路の位置、広さ、また将来的な変化、それらを全て含み、設計以前に現地を確認の上、その分析を行うことでその土地の最適なPLANが生まれます。
日当り、日影シミュレーションをもとにご依頼主様と確認していきます。
単に明るい家を目指すのではなく、自然光や熱を賢く活用した設計は、快適で持続可能な暮らしを支える鍵となります。