住まいづくりの流れ

ご自宅への訪問

お客様がどのように暮らしていらっしゃるか、
ご自宅にお邪魔してお話を伺う機会を設けています。
気取らない、普段着の暮らしの様子を拝見して、現在の暮らしを共有しながらそれぞれのお客様に合った住まいの提案を行います。
お客様との共同作業の第一歩です。

プラン提案(初回提案)

住まいが建つ敷地に何度も足を運び、様々な条件を検討した上でプランニングを進めていきます。
「お客様がどのような暮らしをされるのか」という思いを大切に、一つひとつ形にしていきます。
土地の様子、お客様の暮らし、要望を反映したPLANを提示します。
パースや3Dデータ等を準備して、住まいの方向性を確認いただきます。
省エネシュミレーションを基にランニングコストについても検討します。
同時に概算の予算書を作成し、大まかな全体予算のお話をします。

図面の作成・プラン検討

初回提案のPLANを基に要望に合わせながらお客様にとって最善のPLANを生み出すべく共同で間取りの検討をします。
住まい全体の間取りはもちろん、動線や日当たりについて等打合せを重ねます。
予算の確認も同時に行ないます。

ショールームの見学

キッチン、洗面台、建具、ユニットバス、トイレなどの設備をメーカーのショールームで実際に確認しながら検討します。
既製品とするか、造作家具で制作するかお客様に合った方向性で進めていきます。

内装・設備の検討

床材や壁材料などの内装や水まわり、照明、コンセントといった設備は日々の暮らしやすさを左右する大切な要素です。
お客様の理想やこだわりをお伺いしながら、心地よく過ごせる空間をつくり出していきます。

全体計画の確認と振り返り

これまでの打合せを図面に反映させ、打合せ結果を確認します。外観、外構（お庭など）、内装など全てを含めた振り返りを行います。
決定した設備のプランニングボードや内外装のサンプルで実際の暮らしをイメージしていただきます。
全体を通して気になることなど遠慮なく意見を出してください。
この段階で地盤調査を行います。

各種機関への申請

断熱等級 G2 レベル、耐震等級３、長期優良住宅を基本とし、構造確認、省エネ確認を行ない構造図の作成、納まり詳細図・建具図・家具図などの詳細図・設備関係図等を仕上げます。確認申請や長期優良住宅の認定申請等を行います。

請負契約・業者選定

Vent計画設計室では、原則として施工業者の相見積をとることはいたしません。
時間をかけた設計打合せの中で、お客様との相性を考慮しながら、最適な施工業者をVent計画設計室で選定することを基本としています。
施工業者から提出された見積りについては、内容・金額とも厳しくチェックして、相見積りをとるのと同じように予算にできるだけ合わせた金額に近づけていきます。
施工業者と顔合せをし、見積りについて検討の上、工事請負契約をしていただきます。

着工

ついに工事がスタートします。
基礎工事から始まり、約一か月後には上棟を迎えます。
基礎は最も大切な工事ですが、後には見えなくなってしまいます。
それだけに設計した通りに施工されているか、性能が担保されるようにしっかりと監理します。

現場確認(定期打合せ)

工事が設計図通りに進められているか確認するため、またお客様に現場を見ていただくため、定期的に打合せを行います。
建物が形になってきて、初めて気づくこともたくさんあります。
隔週程度の割合でお施主様の現場確認（立会い）をお願いしています。
除々に形になっていく住まいを目の当たりにすることは、この上なく楽しいことと感じていただいています。

お引渡し

着工から概ね6ヶ月。数を重ねた現場打合せも終盤です。
竣工検査を行い、不具合箇所のチェック・修正指示・検査をお客様にもお願いしています。
現場をずっと確認していただいているので、ここでの指摘はほとんどありません。
引渡し時には各仕様の取扱い説明書を整理してお渡し、設備メーカーの担当者と施工業者で取扱い説明を行ないます。

アフターメンテナンス(長期優良住宅)

引き渡した後も、長期優良住宅の維持管理計画に則り30年に渡る点検を行います。
住宅の機能を維持したり、事故を防止したりするために、定期的に行います。
不具合が発生した場合の修理は迅速に対応します。
引き渡しからが大切なお付き合いの始まりと考えています。