確かな性能

Vent計画設計室の住宅は『長期優良住宅+』が標準仕様です

Vent計画設計室は、性能を担保してこそ「心地良い暮らし」が実現すると考え、住宅ではほぼ100%長期優良住宅(耐震等級3/断熱等級6:Vent計画設計室)の認定を受けています。

長期優良住宅は、耐震性や省エネルギー性などの厳しい基準を満たし、長期にわたり安心・快適に住み続けられると国から認定された住宅で、住宅性能評価制度を基に5つの基準を設けています。

①長期に使用するための構造の安定【耐震等級3】
②建物の劣化(木材の腐朽)のしにくさ【劣化対策等級3】
③排水管等の配管の点検・清掃・補修のしやすさ【維持管理対策等級3】
④省エネルギー性(省エネルギー対策の程度 【断熱等級5以上】【一次エネルギー消費量等級6】)
⑤居住性(住み心地)のための住戸の広さ【住戸面積75㎡以上】

住宅設計・建築時における「耐震性」「耐水性」「耐久性」という基本性能を担保し、30年、維持保全計画に基づく、定期的な点検を行ないながら、長く安心して暮らせる住宅をご提供します。また、長期優良住宅は助成金や減税などの優遇措置が受けやすく、たくさんのメリットがあります。
今後、これらの基準が当り前になっていくとVent計画設計室では考え、ほぼ100%長期優良住宅の認定を受けています。

その中で、Vent計画設計室の長期優良取得時の性能は次の通りです。

躯体は安心の強度

耐震性

耐震性は、地震の揺れに対して住宅が安全に耐えられる性能を指します。地震が多い日本においては、特に重要な設計要素です。

Vent計画設計室が標準とする耐震等級3は、基準法の1.5倍の強度を持ちます。地震に対する考え方は、図の通りで「震度6強の大地震でも倒壊せず、人命と財産を守ること」を基本としています。Vent計画設計室では許容応力度計算での認定を含め、耐震等級3にて、長期優良認定を取得しています。

耐震設計の基本理念

ずっと安心して住み続けられる住まい

耐久性:劣化対策と維持管理対策

耐久性は、建物が長期間にわたって使用できる性能を指し、住宅の寿命や価値に直結します。
長期間耐久性を守るため、構造躯体を支障なく使用できるよう、経年劣化に耐える構造や素材を採用することで、建物の老朽化を最小限に抑える、劣化対策を講じています。
また、構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備についても、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置を講じ、30年維持保全計画を立て、定期点検を行っています

Vent計画設計室は、すべての建物を
〇劣化対策等級3
〇維持管理対策等級(専用配管)等級3にて長期優良住宅の認定を取得しています

機械設備に頼らない心地よい住まい

省エネ性:断熱性能と一次エネルギー消費等級

住宅の断熱に対する性能は、快適かつ省エネ性能を重視した、住まいづくりに欠かせない要素です。外部環境の影響を抑え、室内環境を安定させることで、暮らしやすさとエネルギー効率を両立させます。

断熱性能とは?

断熱性能は、建物の外部環境(外気温や日射など)の影響を最小限に抑え、室内の温度を一定に保つ性能を指します。
高い断熱性能を持つ住宅では、以下のようなメリットがあります。

  • 冬は暖房、夏は冷房に頼りすぎず、快適な温度を維持
  • 冷暖房のエネルギー消費を削減し、光熱費を抑制
  • 室内の温度ムラを解消し、健康的な住環境を実現

断熱等級について

断熱等級は、日本国内で住宅の断熱性能を評価する基準です。等級が高いほど断熱性能が優れ、省エネ効果が高いことを意味します。

  • 断熱等級7・6・5
    長期優良住宅では断熱等級5以上で認定を受けることができ、段階的に6,7と高性能の仕様となります。
    Vent計画設計室では、山梨県(5地域・6地域)の気候条件に最も適した断熱仕様を等級6~6.5と考え、断熱等級6から6.5を採用しています。

なぜ断熱等級6~6.5を採用するのか

最上級の断熱等級7は北海道のような寒冷地(3地域以上)では大きな効果がありますが、5地域・6地域の山梨県のほとんどの地域では等級6と使用する光熱費の差はほとんどありません。
等級7のための仕様は建築コストに大きく影響するのに対し、断熱等級6.5では初期投資を抑えながら、快適な断熱性能を実現できると考えています。
それが、Vent計画設計室が等級6から6.5を採用する理由です

エネルギー消費

一次エネルギー消費量等級6の基準に適合することは、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減を達成し、BEIが0.8以下(再生可能エネルギーを除く)であることを意味します。
現在はGX志向型住宅が推奨され、基準一次エネルギー消費量から35%以上の一次エネルギー消費量削減を求められています。
Vent計画設計室もGX志向型住宅を実現し、35%以上の一次エネルギー消費量を削減しています。