設計事務所に設計をお願いするのは「敷居が高い」という言葉をよく耳にしますが、決してそのようなことはありません。
お施主様に寄り添いながら住まいが完成するまで、施工者との間で「通訳」の務めを果たすのが設計事務所です。
是非、お気軽にお声がけいただきたいと思います。
設計事務所は「お施主様と一緒に住まいづくりを行うパートナー」
設計事務所ならではの特徴
〇一人ひとりのお施主様にあった住まいづくりを大切にします
・お施主様の土地条件を活かした設計:狭小地や変形地など、難しい条件にも柔軟に対応します。
・要望に柔軟に対応:くり返し打ち合わせを重ね、お施主様の意見をうかがいながら、時には難点を指摘しながら、お施主様の要望以上の住まいを実現します。
〇デザイン性を大切にします
・外観や内観の美しさ:デザイン性の高い外観、内観を実現します。
・素材にこだわる:多くの素材の中から、お施主様に最適なものを選択し、設計します。
設計事務所のもう一つの役割
◯設計事務所はお施主様の代理人
・希望通りの住まいが実現するまで、施工者との間に立ち、お施主様の代理人として「調整役」を務めます。
・お施主様にとっては、初めての家づくり。設計事務所はお施主様の立場に立ち、施工者(工務店)と交渉し、納得のいく住まいづくりが進むよう、目配りしながらお施主様をサポートします。
◯お施主様のご予算・希望実現のための綱引き役
・工事の見積もりや予算についても、設計事務所はお施主様の立場でコスト調整を行います。たとえば、ご予算の枠内で最大限の価値を引き出すため、施工者に対してコストダウンの提案を行ったり、素材や工法についても最適なバランスを考慮して調整したりします。
設計に時間を十分かけるのも設計事務所ならではのこと
近頃では、省エネ性能を重視したパッシブ設計を求められる方が多くなっています。土地の日照条件を考慮した住宅設計は、快適な暮らしを支える重要な要素となり、住まいの資産価値を高めることにつながります。自然光を取り入れることで、明るさや暖かさの面でエネルギー効率を高めます。また、冬場は太陽光で暖かさを確保し、夏場は日差しを遮ることで快適な温度環境を実現します。
・住まい日照の条件はその土地ごとに異なります。隣接する建物の大きさ、道路の位置、広さ、また将来的な変化、それらを全てふまえながら、現地を確認の上、日当り、日影シミュレーションをもとに分析を行い、その土地に最適な設計プランをお施主様と確認していきます。
単に明るい家を目指すのではなく、自然光や熱を賢く活用した設計は、快適で持続可能な暮らしを支える鍵となります。これらの作業を含め、設計にじっくり時間がかけられるのも設計事務所に依頼するメリットです。